桜の散るころに

このところ、寛永雛や紫式部日記などの雛セットに、桐箱に入れてほしいという注文が増えています。(画面左下が紫式部日記の箱) 
雛人形「みかわ工房」の桐箱
この桐箱は、表面には何も加工していませんから、直接木部の上に絵を描くことになります。
また、この桐箱は日数が経つにつれて少しずつ日に焼けて色が落ちてくるでしょう。そこで私は、色落ちした桐の肌に、白く描いた花びらが(貝の粉を入れていますから色落ちしません)ますます浮き立って美しさを放つ予定です。5年10年したお客様の箱はどうなっているでしょう。
そんなことを思いながら、花びらを描いています。
寛永雛セット
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工房の夕焼け。
朝から仕事をしていたら、外はもう夕焼け空。
目も肩も疲れました。
 雛人形「みかわ工房」

6畳ほどのこの工房は、羽子板や貝合わせの絵を付ける作業をするために、トップライトをつくり、朝から夕方まで光が入るようにしています。

雛人形「みかわ工房」
これが製作現場です。今は貝合わせを制作しています。
特に今回は源氏物語を全巻作ってほしいという方がいるので、それにもかかっています。
これから、犬の散歩で疲れた体をリラックスさせようと思います。
工房から
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大正の家具とお雛様
 やや大きめの衣装箪笥です。雛人形「みかわ工房」の【小さき物の世界】
漆黒とはこの事を言うのでしょうか、しっかりとした黒漆が塗られた箪笥に一面に松の枝が波打ち、この松の枝振りの間を「鶴」が舞っています。鶴の絵は側面、上面にまで丁寧に描かれています。
「良い仕事ぶり」とはこんなものを言うのでしょうか。
雛人形「みかわ工房」の【小さき物の世界】
一方、お雛様は、まるでお嫁入りの様に華やかで動きのあるものになっています。ピンクに染めた丹後ちりめんのそこここには、染色家の清家文香さんが山桜の花を金箔の花を交えて丁寧に描いています。
雛人形「みかわ工房」の【小さき物の世界】
私も、これらのお道具にまけない様に、幸せを呼ぶこま犬や貝合わせとともに五人囃子には動きをつけたものを作り、【小さき物の世界】25番が完成しました。ほかほかの新作です。http://tisakimono.hujikumi.com/

小さきものの世界
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待っています。
 雛人形「みかわ工房」の発送
これは、私の工房の玄関です。
雛人形「みかわ工房」で作られた雛人形や貝合わせ、羽子板などは皆ここから出発してゆきます。と言うのも毎夕、クロネコヤマトさんが自宅前にトラックを止めて、この日に荷造り出来たものを持って行ってくれます。
ですから、滅多な事では遅れたり、破損する事はありません。
以前はまだクロネコさんと契約していない時は、妻と二人で郵便局まで持って行って、大変な思い出出荷していましたが、郵政民営化になり宅急便の競争が激しくなってきて、私たちの様な小さい所にもクロネコさんが来てくれる様になりました。雛人形「みかわ工房」の出荷風景
で、2階では妻と妻の妹の2人で、一つ一つ和紙で包装してメールや電話が来た順番に発送準備をしています。
お待ちの皆様、もう少しお待ちくださいませ。
雛人形「みかわ工房」の発送

工房から
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最近の人気?
最近私の住んでいる大分でも新築が少なくなって、「ビフォーアフター」風に改築、リフォームをする方が増えてきたし、古くなった家を建て替えずに、中だけ改装する事で十分満足感を覚えている方が多くなってきた様に思います。
だからなのでしょうか、お雛様も古い家具と組み合わせた雛人形のセットに、何の抵抗もなく購入される 方が多くなってきました。
この、【小さき物の世界】というシリーズは以前にも書きましたが、6〜7年前に私が何気なくあそびで雛道具の古い家具と、組み合わせて屏風や、ぼんぼり、雛人形を併せて作り、雛道具の引き出しを逆さまにしたり、長持ちの箱を台にしたりして雛壇を作っていました。
雛人形「みかわ工房」の【小さき物の世界】
初期の【小さき物の世界】
そして、この上に乗せて作った物をインターネットに掲載したら、何処かの方が「小さいものが好きだから」と言って買って頂いたのが最初だった様に思います。
雛人形「みかわ工房」の【小さき物の世界】
昨日作った【小さき物の世界】最新作
その後「後ろの家具が見えにくいよ」とか、「もっと小物が欲しい」と言ったご意見を入れて本格的に【小さき物の世界】を作っています。
今後も新しいアイデアを取り入れて、喜ばれるものを作りたいと思っています。

小さきものの世界
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小箱に貝合わせを入れました。
昨年日本橋三越本店 本館5階 で行った雛人形「みかわ工房」の個展の際に出した貝合わせセットです。
江戸小箱の中の貝合わせ
箱は江戸の後期に作られた美しい小箱です。10cm×15cmの大きさで高さが8cmと丁度よい大きさです。この小箱を置けると、中には縮緬で作った赤い袋が入っており、紐をほどいてゆくと、中から大きさ7cmあまりのハマグリに源氏物語の少女、明石、松風、若紫、花宴が出てきます。
江戸小箱の中の貝合わせ
貝合わせは、ハマグリの内側に白い胡粉を塗って、金箔の雲龍を張り、この部分に物語を描きました。少女は金地に描いています。
江戸小箱の中の貝合わせ
詳しい写真はここをクリックしてご覧下さい。
貝合わせ
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袋の中のお雛様
昨日完成した貝合わせを仕上げて撮影した後に、染色家の清家文香さんの方も布の作品が仕上がりました。 
【小さき物の世界】の長持ちにお雛様や小道具を入れて、そこから一つ一つ出して遊ぶ様にして欲しいと言う希望で、縮緬の袋を二つ作ってこの長持ちの中にすっぽりと入る様にして、この袋に内裏様やこま犬、貝合わせなどを入れてみようと思います。
【小さき物の世界】
こんなあそびは、私も子供の頃に近所のお姉ちゃんたちと「ままごとあそび」でしたような記憶があります。

【小さき物の世界】
日本は、手作りや手ざわりを大切にする国です。これからもこんなあそびが続いていく事を望んでいます。
小さきものの世界
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貝合わせの日々
昨日、今日と工房にこもって貝合わせを作る日々が続いています。
金箔や銀箔の使い方にも慣れてきて、岩絵具との相性もよくなってきている様に思います。
雛人形「みかわ工房」の貝合わせ
 ただ、ここに来て貝合わせの下地がなくなってきたので、今ハマグリに下地を施して、金箔を張る下地作業を進めています。
お待ちいただいている方は、もう少しお待ちください。
貝合わせ
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